Message ・・・代表理事紹介
一般社団法人MIJW-水戸発夢を叶えるプロジェクトの代表理事の中井川正男です。上級心理カウンセラー・産業心理カウンセラー・不登校訪問支援カウンセラー・認定コーチの資格を持ち、MIJWの他に、新和開発株式会社(不動産管理&総合コンサルタント業)の代表取締役、CCO株式会社(会社でのワンチーム作りを目的にした1on1コーチング)の認定コーチ、良心塾(少年院や刑務所出所者への住居・仕事・教育提供)の最高顧問、trippi(女優さんによる表現力教室)の顧問、マチノイズミの指導、ガベルサポーターズ(刑務所内での教育活動)のメンバーなど全国でさまざまな活動をしています。2021年には第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)で犯罪防止の専門家として国連から招聘され英語でスピーチを行いました。「みんな違って みんな仲間」を合言葉にした「多様性を活かす社会」を実現するために2022年8月31日に「哲学や心理学を学ぶ前に知っておきたい 考え方の教科書」を上梓しました。現在は「個の多様性のエヴァンジェリスト」として、考え方で一人一人が幸せに生きるための選択ができるように、人材育成に力を入れています。
2018年に新和開発株式会社の代表取締役社長に就任。第二の人生とスタ-トしてクラウドファンディングなどを通じてさまざまな事業の支援を開始しました。そんな中、大阪で少年院出所者に生活の拠点と働く場を提供しながら教育も行っている良心塾の塾長である黒川洋司氏への支援がきっかけで意気投合。さらに、黒川氏の紹介で、経営実践研究会の理事長である藤岡俊雄氏に出会ったことが大きな転機となりました。藤岡氏に「本業を通じて社会貢献をおこなうソーシャルビジネスでともに日本をよくしよう。」と背中を押していただきました。
経営実践研究会での学びを通じてた実践の第一段階として、ボランティア組織「MIJW~水戸発夢を叶えるプロジェクト~」を立ち上げることになりました。まだ水戸や茨城では取り組んでいないが、他の地域で非常にうまくいっている事例がたくさんあります。こうした良い事例をどんどん取り入れ、既存の組織にできることは既存の組織と協働して実践し、既存の組織ではできないことは新たなソーシャルビジネスを立ち上げ、持続可能な事業となるようにチャレンジしていました。また、自分以外で社会課題解決に向けて頑張っている人がたくさんいるので、とにかく他者貢献をたくさんしようと、できる限りの支援活動を行ってきました。
2018年10月、ただのボランティア組織のままでは「継続性」という点で大きな問題が解消されないので、「本業を通じて社会課題を解決」する団体を一般社団法人として立ち上げることになりました。事業の利益は全て、社会課題の解決のために使われます。会社が発展すればするほど、多くの社会課題が解決されます。利益はさらなる社会課題の解決の為に使われます。
これまでに、児童養護施設の自立支援、子育てママを助ける美容室事業、飲食事業など、まずは1つの黒字事業を作ろうと、いろいろな思いを胸に動き出してみたものの、自分の未熟さ故になかなかうまくいかず、「本当に自分がやりたいことが何なのか」を再度追求しました。
その結果、私は「教育・人材育成・人材活用」という目的のためならば、心から全力で取り組めると気づきました。私が主人公になるのではなく、みんながワクワク幸せにやりがいをもって働ける社会を作るために全力を尽くします。
教育者・経営者という経験に加えて、カウンセリングの資格を取得。アドラー心理学の学びを経て「哲学や心理学を学ぶ前に知っておきたい 考え方の教科書」を上梓。現在、小・中・高の図書室や職員室に配置されたり、会社の社員研修のために使われたり、刑務所の再起支援のために官本として置かれたりしています。「個の多様性の考え方(みんな違うというところから考えよう)」という考え方で、「みんなが笑顔で生きやすい社会作り」にチャレンジしています。
被害者支援活動の他に、再起支援活動も積極的に行っています。ガベルサポーターズのメンバーとして川越少年刑務所で受刑者への講座も担当しています。2021年には1970年以来日本で開催された国連犯罪防止刑事司法会議に犯罪防止の専門家として招聘されました。「薬物乱用防止講演会講師」の資格も取得し、小中高での薬物乱用防止講演会の講師としての活動も行っていきます。
2019年東京海洋大学からスタートした社会課題解決セミナー、大阪大学・仙台市市民活動サポートセンター・広島大学・名古屋市立大学で古新舜監督とのコラボで「多様性を活かす」というテーマで行いました。
コロナも落ち着いてきた2022年、ついに念願の第6回社会課題解決セミナーを地元である茨城県水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館大ホールで落合陽一氏をゲストに招き開催致しました。茨城大学・筑波大学・茨城新聞社・茨城県教育委員会・水戸市教育委員会の後援を受け、来場者に非常に好評でした。2023年の第7回は堀江貴文氏、堀義人氏に加えて、私の恩人の藤岡俊雄氏をゲストに招き「経営実践研究会」の活動を水戸の人にも知ってもらうことが出来ました。
失敗しても、何度でもやり直せる社会作りは重要です。反省は一人でできても再起は一人ではできません。今の私がこうした社会に役立つ活動ができているのも、一重に、多くの皆様がチャンスをくれ、多くのご協力やご支援のおかげです。これからも再起支援も含め、誰一人取り残さない、失敗してもやり直せる社会つくりに「考え方」を通じて貢献していく所存です。
社会に大きな成果を生みだすには、多くの人や組織の協力が欠かせません。「みんなちがって、みんな仲間」を合言葉に、忘己利他の精神で頑張っていきますので、どうかみなさまのご支援とご協力をお願いいたします。